モキュメンタリー

黒澤司(YAOYOROS、世界ヒッチハイク部、武蔵野航空警備隊)

2018年5月11日(金) 晴れ

夜勤明け、布団に潜り込んでDVDを観る。

「ブロンド少女は過激に美しく」 三回くらい寝たけど、良かった。監督のマノエルさんはこの映画を撮った時、100歳です。100歳まで生きるのも凄いのに映画撮ってるなんていったい。

マノエル監督が生まれた100年前はどんな景色だったのだろうか。どんな香りだったのだろうか。

 

夜のスタジオまで時間があったので井の頭公園を散歩。石に座って空を仰いだり、石ころを投げたり、石ころに投げられたり、ねこちゃんに話しかけて、言葉さがして、ノートひらいてボールペンと遊んだり、石の上に座る男という景色になっていると、空はいつのまにか赤色を含んでいって、街全体をゆっくりと染めていった。
空は立ちあがって 私に向かって歩き出す。

明日のライブのために声を出す。

スタジオが終わって、ロビーで100円のビールを飲みながらこの文章を。